琉球特有の石造建築術が映える城。
座喜味城
所在地
別名
沖縄県中頭郡読谷村字座喜味
:なし
築城者
築城年
:護佐丸?
:15世紀


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■世界遺産「琉球王国のグスク及び関連遺産群」の一翼

 座喜味城跡は、沖縄本島中部より少し南に位置する読谷村にあります。村とは言いながら、本島の他都市と同様、読谷村も人口密度は高いようで、幹線道路沿いを中心に比較的都市化が進んでいます。座喜味城も、読谷村の中心部を少しだけ外したと思しき住宅地の奥に控える高台上に位置しています。
 しかし、その見た目の迫力は折り紙付きで、他の世界遺産になったグスクと同様、曲線を描く石積み技術はここでも健在です。日本の他地域に存在する石垣などとは一線を画する迫力があります。反面、城としての規模はさほどには大きくなく、石積み以外の遺構となると、一部に建物跡が残っている程度です。礎石と思われるものがありますが、この辺りの建築技法は琉球王国の城であっても本土の城と変わるところがなかったのでしょう。戦時中の城跡には高射砲が設置され本土返還前の時期には米軍のレーダー基地が建設されたこともあったようですが、その割に徹底した破壊を免れているのは幸運だったというよりほかにありません。
 城を築いたのは、護佐丸だったようです。歴史的に大きな事件の舞台になったことはないようで、語るべき事柄も少ないというのが正直なところです。ただただ、今も残る遺構の美しさに圧倒される城跡で、観光向きの場所と言っても良いのでしょう。

(2020年03月05日 初掲)











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